【チェック項目】流行依存の危険度が分かる!心としっかり向き合う方法
子どもの頃は、みんな「自分がどうしたいか」を基準に動いていますよね。そのような自分の“物差し(判断基準)”を持つことは、しっかりと自分で意志を持っているということです。その物差しは、思春期でみんな一度は外に出てしまいます。その後、ちゃんと自分の中に戻せる人もいれば、完全に出てしまいなかなか戻せなくなってしまう人もいるのです。
物差しが自分の中に戻せないケースには、育った環境や経験が影響している場合があります。もし育った環境が以下のようなものだったら、物差しが外に出ていったきり戻らないことが多いと言われています。
1.親が情緒的に不安定で「◯◯をしたら叱る」という部分が統一されていない。
2.親が、感情次第で言うことがコロコロ変わるという家庭環境で育った。
3.親がすべて決めてしまい、自分に選択権がなかった。
このような家庭環境だと、小さい頃から親の顔色ばかりうかがっているため、自分自身の意志が消えてしまうのです。ですが、そういう環境であっても、趣味や学業、部活など、自信を持てたり集中できたりするものがあった人は、物差しが自分の中に戻りやすいです。
物差しが戻らず大人になってしまうと、どうしても他人の尺度に合わせていないと不安になってしまいます。