恐るべき断面美!ビジュアル系サンドイッチの超手軽な作り方
空前のサンドイッチブーム!具材をこれでもかといわんばかりに詰めた、ボリューム満点なサンドイッチが今のサンドイッチの新常識といっても過言ではないほど、SNS上でにぎわっているのをご存知ですか?
その迫力もさることながら、作ったら思わずインスタにアップしたくなる彩りのよさと見た目の華やかさも、人気牽引の理由の一つ。
そこで今回、女性にとくに愛好者の多いパクチーをたっぷり使ったサンドイッチと、今が旬の桃を使った変わり種サンドイッチの作り方をご紹介!
難易度が高そうに思えるボリューム満点なサンドイッチも、包み方のコツをおさえれば誰でも簡単に、SNSにアップしたくなるようなビジュアル系サンドイッチが作れますよ!
インパクト大!パクチーと鶏もも肉のボリュームサンド
Photo by Otonaka Sara
ナンプラーで味つけをした鶏もも肉とパクチーの相性が抜群。半熟に焼いた目玉焼きが鶏もも肉とパクチーに絡んでコクうまですよ!レタスのシャキシャキ感も◎。
野菜に塩味をつけると水分が出てパンがびちゃっとなり、失敗のもとになります。そこで、鶏もも肉に味をしっかりつけておくことで、ほかの具材に味をつけなくてもおいしくいただけるんです。
【材料】
食パン・・・2枚(8枚切り)
鶏もも肉・・・1枚(約200g)
レタス・・・2枚
パクチー・・・3束
卵・・・1玉
塩・胡椒・・・少々
マヨネーズ・・・小さじ2
Aナンプラー・・・大さじ1
A酒・・・50ml
Aゴマ油・・・大さじ1
【作り方】
■下準備
鶏もも肉は塩・胡椒をしてフォークで全体を刺し、15分以上冷蔵庫で寝かして下味をつけます。レタス、パクチーは冷水につけてからキッチンペーパーなどで水気をしっかりふき取ります。パクチーは4等分にカット。
レタスはカットしないでOK。Aは混ぜ合わせておきます。
冷水につけておくことで、葉がパリッとしますよ。ただし、しっかり水気はふき取りましょう。
1.フライパンに鶏もも肉を皮を下にして入れたら、Aを上からかけて蓋をして強めの中火にかけ、沸いたら弱火で5分蒸し焼きにします。火をとめ、裏返して蓋をして5分ほどそのままおき、余熱で火を通したら皿にあげて粗熱をとります。
2.目玉焼きを半熟の固さで両面焼き、皿にあげて粗熱をとります。食パン2枚に何も塗らずに、オーブントースターで3分ほど焼き目がつくまで焼きます。
食パンが焼き上がったら、それぞれ片面にマヨネーズを小さじ1ずつ塗ります。
【切り方のポイント】
3.大きめのクッキングシート(今回は幅30cmのものを使用)を用意しましょう。
仕上がりのサンドイッチの厚みを考慮して、クッキングシートは、食パン2枚を横に並べて左右ともに10cmほど余裕をもって長めにカットして。
Photo by Otonaka Sara
4.食パンは、マヨネーズを塗った面を上にしてクッキングシートにのせます。
レタスは食パンのサイズに合わせて折りたたみ、食パンの上に。
Photo by Otonaka Sara
5.その上に、鶏もも肉、目玉焼き、パクチーを重ねます。
目玉焼きは、サンドイッチの断面に黄身がちょうどくるように、サンドイッチの真ん中にのせて。
Photo by Otonaka Sara
パクチーは、縦の方向にして全体にまんべんなくのせるのがポイント。
Photo by Otonaka Sara
6.上からもう一枚の食パンを、マヨネーズの塗っている面を具材側にして重ねたら、クッキングシートの左右をもって、写真のように包みます。
この際、具材とパンが動かないようにしっかり固定するように包み、マスキングテープでとめておきましょう。
Photo by Otonaka Sara
7.左右側面は写真のように折り込みます。
Photo by Otonaka Sara
8.7で折ってできた上下の三角形の部分を中央に向けて折り、マスキングテープでとめましょう。反対側も同じようにします。
Photo by Otonaka Sara
これでカットする準備が整いました。しっかり包めば、パンから具材がこぼれる失敗を防げますよ!
Photo by Otonaka Sara
9.クッキングシートごとパン切り包丁でカットしたら完成。しっかり包んでいるから、パンから具材がこぼれる心配もなし。
このボリューム、おいしくないわけがありません!
手軽に野菜をたっぷりとれるのもうれしいですね。
甘じょっぱさがクセになる!白桃と生ハムのボリュームサンド
Photo by Otonaka Sara
甘く煮詰められた桃のソテーと生ハムのしょっぱさが絶妙にマッチ!
味のアクセントにベビーリーフとカッテージチーズをチョイス。クルミでザクザクとした食感を加えて、最後まで飽きずに食べられるようにしました。
【材料】
食パン・・・2枚(8枚切り)
白桃・・・2個
バター・・・20g
メープルシロップ・・・大さじ1
塩・・・少々
ベビーリーフ・・・約300g
生ハム・・・7枚
カッテージチーズ・・・100g
クルミ・・・ひとつかみ(約30g)
オリーブオイル・・・小さじ1
黒胡椒・・・少々
【作り方】
1.桃を2cmほどの厚さに切ります。フライパンにバター10gをひいて弱火にかけ、バターが溶け出したら、桃、メープルシロップ、塩を入れてソテーし、水分がなくなるまで煮詰め、皿にあげて冷まします。
2.ベビーリーフを冷水につけ、キッチンペーパーなどで水気をしっかりふき取ります。
3.クルミを砕いてボウルに入れて、カッテージチーズ、黒胡椒を加えて混ぜ合わせます。
4.食パン2枚に何も塗らずに、オーブントースターで3分ほど焼き目がつくまで焼きます。
焼きあがったら、それぞれ片面にバターを5gずつ塗ります。
Photo by Otonaka Sara
5.大きめのクッキングシート(今回は幅30cmのものを使用)を用意しましょう。仕上がりのサンドイッチの厚みを考慮して、クッキングシートは、食パン2枚を横に並べて左右ともに10cmほど余裕をもって長めにカットして。
食パンのバターを塗った面を上にして、クッキングシートにのせます。その後、食パンの上に均等な厚さになるように桃をのせて。
Photo by Otonaka Sara
6.桃の上に、生ハムを全体に均等になるようにのせます。
Photo by Otonaka Sara
7.生ハムの上に3を、均等な厚さになるようにのせます。
Photo by Otonaka Sara
8.ベビーリーフにオリーブオイルを和えて、カッテージチーズの上にのせます。
9.その上から、食パンのバターを塗った面を下にしてのせ、「パクチーと鶏もも肉のボリュームサンド」と同じ要領で包み、カットしたら完成。
Photo by Otonaka Sara
見よ、この断面美!食材の色の組み合わせを目で楽しめるのもGood!
サンドイッチを成功させる秘訣は、まとめると以下の4つ。
1.具材を食パンにのせるときは、具材の水分をしっかりとる。
2.水分が出そうな具材には油やバターなどの油性の調味料を活用したり、食パンに塗ることで水分が食パンにしみるのを防ぐ。
3.白桃や鶏肉などは均等な厚さにカットするとすき間ができにくくなる。
4.包むときには、食パンより大きめのクッキングシートを用意し、ぴたっと密着させて包む。
ポイントをおさえて、おいしくてオシャレなサンドイッチ作りにトライしてみて!
(レシピ制作/トップ画像:Otonaka Sara)