いのちを生かす料理。多くの人を救った佐藤初女さんの料理とは?
たとえば魚なら全体がピンと張っていて、目の澄んだもの。ナスやトマトなら、へたがピンとしているものが新鮮です。
ほかにもさまざまな野菜や肉、果物それぞれに見分け方のポイントがあるので、少しずつ新鮮なものが分かるように慣れていきましょう。
レシピを確認して買い物に行くという方が多いと思いますが、食材選びから始めてみるのもアリです。新鮮でおいしそうな食材を見つけたら、その食材をどうおいしく料理できるか考えてみましょう。そうしていると、食材の良し悪しを見抜く目や料理の腕がどんどん上がっていくそうです。
料理のときは自分の感覚を大事にする
食材を水につけておく時間やゆでる時間についても、料理本やレシピに頼りすぎないことが大切。途中で味を確かめたり、ゆで具合を確認したりして、自分の感覚を大事にするとおいしい料理が作れるのだそう。
野菜も、時季や大きさによって状態はさまざまです。「そろそろおいしそうになってきた」「野菜が気持ち良さそうになってきた」など、その食材をおいしく食べられるタイミングを見極められるよう、料理のカンを磨いていきましょう。
常備菜で心に余裕を持つ
すべての料理を一から作ろうとすると、時間も労力もかかり大変です。