月を見上げて、好きな相手の顔をじっと見つめて、「月がきれいですね」とちょっと意味深に伝えたら、相手はどんな反応をするでしょう?夏目漱石のエピソードをしっている男性なら、間違いなくドキッとするでしょう。しらない男性なら、「そうですね~」とでも答えるでしょうか?
ドキドキしながら、ちょっと謎かけ気分で、「Ilove you」の思いを込めて、「月がきれいですね」って伝えてみませんか?
ふた夜の月を眺めて開運
皆さんは仲秋の名月と呼ばれる十五夜とともに、もうひとつ、大切な月を眺めていますか?日本独自のお月見の風習があるんですよ。
いにしえの人は、仲秋の名月の約1ケ月後にやってくる十三夜の月を「後の月(のちのつき)」と呼んでいました。ちなみに今年は、10月13日の木曜日です。十五夜を眺めたら、必ず「後の月」と呼ばれる十三夜の月も眺めないと、「片見月」といって縁起が悪いとされていたそうです。
後の月とは、満ちる手前の不完全な月。少し欠けた月に、美しさを見出す。それは日本人ならではの美学ですね。
「完璧」は崩壊の始まり!?
つい先日、ご鎮座400年を迎えた栃木県日光市にある日光東照宮を訪ねました。