「なりたいかどうか、分からない」女性管理職のメリット・デメリットって?
仕事の現場で女性の活躍が目立つようになってきましたが、女性の管理職はまだまだ少ないというのが現状です。
なぜ管理職に就く女性が少ないのでしょうか?男性社会であるということだけでなく、女性自身が管理職を希望しないことが多いというのも要因になっているようです。
管理職のメリットとデメリットについて知り、自身のキャリアについて考える上での参考にしてみてください。
国の目標、「2030」って知ってる?
「2030」という言葉はご存知でしょうか?政府により2003年に設定された、「2020年に指導的地位に占める女性の割合を30%にする」、つまり女性の管理職の割合を全体の3割にするという目標です。
日本で仕事に就いている女性の割合は諸外国と比べてもそれほど差はありませんが、管理職に就いている女性の割合となると11.1%(アメリカは42.7%、イギリスは34.2%国際労働機関(ILO)報告書より)と、先進国の中ではかなり低い方になります。また、政府は1.2%という低い女性役員の割合も向上させる方針を発表しています。
なぜ多くの女性は管理職志向がないの?
プレジデントオンラインが行った調査によると、女性一般社員の82%が「管理職になりたくない」