くらし情報『【10月8〜12日】雁から学ぶ”愛と絆”の深め方とは』

2016年10月7日 17:00

【10月8〜12日】雁から学ぶ”愛と絆”の深め方とは

「好き」という気持ちの先にあるもの、結婚の目的をふたりで見つめ、共有することができれば、結婚しても不安から縛り合うことなく、お互いを信頼、尊重し、一緒に生きていくことができるのではないかと思いました。

パートナーがいるという方はぜひ、結婚前に、お互いの夢、結婚の目的について話し合ってみてくださいね。

いにしえの人のやさしいまなざし
【10月8〜12日】雁から学ぶ”愛と絆”の深め方とは


渡り鳥の雁は情の深い鳥のため、いにしえより愛されてきました。ところで、雁にまつわる言い伝えがあるのはご存知ですか?

渡り鳥である雁は、月の夜、木の枝をくわえて北国から渡ってきます。飛びつかれると、波間に枝を浮かべ疲れた体をやすめ、津軽の浜へ。たどり着くと枝を浜辺に落として、さらに南の空へと飛んでいきます。そうして日本で冬を過ごした雁は、早春の頃、ふたたび津軽へ戻り、自分の枝をひろって今度は北国へ。雁が飛び去ったあとには、生きて帰ることができなかった雁の数だけ枝が残るのです。


浜の人はその枝を集めて風呂を焚き、亡くなった雁たちの供養をしたそうです。中には残された枝に、亡くなったつがいを思い、涙する雁もいたのでしょうか。亡くなった雁を偲ぶ「雁供養」など、いにしえの人はあらゆるものを愛あふれるまなざしで見つめていたのですね。

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