家飲み女子必見!1品で栄養チャージもできる【おつまみスープ】って?
私の住んでいるアメリカでは、スープをアペタイザーとして食べるのが定番。パンやクラッカーをディップして、ワインやビールのおつまみとして楽しまれています。
今回紹介するレシピは、アメリカのレストランやバーで愛されているメニュー。ふつうのスープと違い、ドロッと濃厚&具沢山に仕上げるので一杯で食べ応えがあり、栄養チャージができるのも特徴。
「いつも夕飯はつまみだけ」という”飲んべえ女子”はぜひ作ってみて!
クミンの風味でお酒がすすむ【チリコンカンスープ】
Photo by Pinterest
ひき肉、玉ねぎ、トマト、スパイスを煮込んだスパイシーなスープ。もともとはメキシコ料理ですが、アメリカでは一般的に「Chili(チリ)」と呼ばれていて、スポーツバーや大手チェーンレストランなどでも定番メニュー。
クミンとチリパウダーのスパイシーな味付けが特にビールや赤ワインと好相性。パンやクラッカーだけでなく、ご飯やクスクス、キヌアなどとも合います。
また、炭水化物ダイエット中でご飯を控えている方は、材料のパプリカをミックスビーンズ3/4カップに変えると、ボリューム感が出て腹持ちもよくなります。
【材料】(2〜3人分)
牛ひき肉・・・300g
オリーブオイル・・・小さじ1
にんにく・・・1片
玉ねぎ・・・1/4個
セロリ・・・1本
パプリカ・・・1/2個
トマト(中)・・・2個
トマトピューレー・・・100g
あらびき黒こしょう・・・小さじ1/4
塩・・・小さじ1/2〜1
水・・・100ml
ピザ用チーズ・・・大さじ3〜4
クラッカーまたはパン・・・適宜
Aクミン・・・小さじ1/2
Aチリパウダー・・・小さじ1/2
A小麦粉・・・小さじ2
【作り方】
1. トマト、玉ねぎ、パプリカは大きめのみじん切りに。セロリは5mm幅に切ります。にんにくはすりおろします。Aは混ぜ合わせておきましょう。
2. 鍋にオリーブオイル、にんにくを熱し、牛ひき肉を炒めます。色が変わったら合わせておいたAをかけて炒め合わせ、玉ねぎ、セロリ、パプリカを加えて2分程炒めます。3. トマト、トマトピューレー、あらびき黒こしょう、塩、水を加えて30〜40分弱めの中火で煮込みます。
味見をして、濃いようなら水を、薄いようなら塩を足しましょう。
4. アツアツを器に盛り、ピザ用チーズをかけて、お好みでクラッカーかパンを添えて。
濃厚な味が魅力【フレンチオニオンスープ】
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こちらのレシピは、さらりとしたふつうのオニオンスープと違い、たっぷりの玉ねぎをあめ色になるまで炒め、ワインで煮込むから、旨みが凝縮したリッチな味に仕上がります。さらにここではきのこもプラスして栄養バランス、ボリュームもアップ。
チーズは、フォンデュなどに使われる”グルイエルチーズ”にするとコクが増すので、おすすめですよ。スープの食感は軽めのグラタンのような濃厚な味だから、赤ワインやスパークリングとご一緒にどうぞ!
【材料】(2人分)
玉ねぎ・・・中1個
きのこ(しめじ、まいたけ、マッシュルームなど)・・・適量
バター・・・大さじ2
にんにく・・・1片
ローリエ・・・1枚
タイム・・・1枝
砂糖・・・大さじ1/2
塩・・・適量
あらびき黒こしょう・・・少々
赤ワイン・・・1カップ
小麦粉・・・大さじ1/2
水・・・600ml〜700ml
ビーフブイヨン・・・1と1/2個
フランスパン・・・2スライス
チーズ・・・2枚
【作り方】
1. 玉ねぎはスライス、きのこ類はスライスするか、食べやすい大きさに手でほぐす、にんにくはみじん切りにしておきます。
2. 鍋にバターを溶かし、玉ねぎ、にんにく、ローリエ、タイムをよく炒めます。しんなりしたら砂糖、塩、あらびき黒こしょうを加え、玉ねぎの色が茶色になったら赤ワインを入れて10分程度中火で水分がとぶまで煮ます。
3.ローリエ、タイムを取り出し、小麦粉を加えてよく炒め合わせましょう。
4. 水、きのこ、ビーフブイヨンを入れて15〜20分、弱火の中火で煮込みます。味が薄いようなら塩を足して。
5. スープボウルに盛り付け、チーズをのせたフランスパンを浮かべ、トースターかオーブンでチーズがとろけるまで焼けば完成。今回紹介したスープは多めに作って冷蔵or冷凍しておくのもおすすめです。
寒い季節、疲れて帰った夜、アツアツのおつまみスープでほっこりあったまって。
(レシピ制作/Nora)