自己評価ばかり気になって仕事を楽しめない!これって病気?
好きなことを仕事にして、やりがいを感じながら働いていても、いつしか「いつも時間に追われている」「休んでも休んだ気がしない」なんて状況に陥っていた……。
前回に引き続き、依存に足を踏み入れてしまった女性をご紹介しながら、ワーカホリック(仕事依存)について解説していきます。
憧れの仕事に就いたけれど、いつしかやりがいを見いだせなくなって
20代後半のときに、映像系の企画・制作会社に入ったマナミさん(34歳)。学生の頃から映画が好きで、映像に関わる仕事がしたいと思っていました。見事、今の仕事に転職したのは26歳のとき。最初は「好きな仕事ができる」と、やりがいを感じながら充足したお仕事ライフを送っていました。
「ネット番組の企画・制作をしているのですが、ネットの場合、視聴者数がダイレクトで分かる。多くの人が観てくれると、『やった!』と思うし、上司も認めてくれる。先輩や同僚からも、『こないだの企画、おもしろかったよね』などの反応があるので、励みになるんですよね」
しかし、30歳を超えた頃から、「楽しみややりがいを感じられない。いつも休みたいと思っている」という状態になってきたというのです。