【イマドキ女子のパラキャリ準備室】vol.02~パラレルキャリアは周囲の理解を得られるのか?~「ハピキラFACTORY」代表取締役&ソニー株式会社 正能 茉優さん
限られた時間の中でより多くのお金を稼ぐには、自分の1時間あたりの価値を最大化させる必要がある。
そんな考えのもと、代表取締役×大手広告会社正社員というパラレルキャリアをスタートさせた正能さんですが、入社して数年後に思いがけない壁にぶつかることになりました。
「当時働いていた広告会社は、世の中のあらゆる業種がクライアントになりうるマルチクライアント制だったため、自身の会社との競業の線引きが難しかったのです。
会社の器が小さいわけではなく、業務体系として無理がある。
それによって周囲の方々に迷惑をかけたり、自分のやりたいことを妥協したりすることを避けたかったので、悩んだ末に転職を決意しました」
ソニー株式会社・新規事業チームとの出会い
マルチクライアント制の企業では、パラレルキャリアの実現が難しいと痛感した正能さん。次は自身の会社の業務領域から遠い事業の会社に転職するのがベストだと考えるようになりました。
そんなときに、大学のゼミの先輩であるソニー株式会社(以下ソニー)の人と知り合います。彼と話をする中で、彼の所属しているチームのやっていることが、自分のやりたいことに近いのではと気づいたそうです。