大人女子が使える「高級和食店の最低限マナー」で女子力を全開UPしよう
和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、日本の食文化が世界中に注目されています。
しかし、日本人だけれど和食のマナーを知らない、という人は、案外多いのではないでしょうか。
正しいマナーが必要とされる場に行く機会がないと、覚える機会もありません。
男性は、いい店に行き、さらに素敵な女性を連れていることで、自信を持ちます。
私たちは、ちょっと高いお店に連れて行きたくなるような女性になりましょう!
手間を掛けたお料理を、目で楽しみ、香りに刺激され、舌で味わい、音を感じ、お店のおもてなしを学ぶことで、日本女性の女子力も上がります。
男性の格を上げ、店側が喜ぶ美しいマナーをご紹介します。
食事が出てくるまでの時間のマナー
その1. 引き戸の玄関では、右側を左に引いて開けましょう。
実際には、男性が開けるかもしれませんが、覚えておくとよいです。
その2. 靴は正面を向いて脱ぎ、しゃがんで靴の向きを変えましょう。
男性の靴も女性が揃えて直すと、気が利いて見えますよ。
その3. 床の間を背にする上座に、男性を座らせます。
ただ、誕生日など特別な日には「彼女のお祝いなので」などと言って、女性を上座に座らせてくれる場合もあるでしょう。
そのときは彼の優しさに甘えましょうね。
その4. 座布団は足で踏まず、握った手で座布団を抑え、膝で “にじって”座ります。
店側への心配りを大切に
長いネックレスや指輪は、器を傷つける心配があります。
アクセサリーは控えめにしましょう。
髪の毛を気にしながら食べるのも美しくありません。
長い髪はサイドを留めましょう。
食べ終わった器は重ねてはいけません。
綺麗に重ねるのが美しいと勘違いしないで。
器は一点ものの器もあるので、傷をつけないようにしましょう。
食べ終わりも美しく
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おすすめは懐紙。これを用意しておくと様々な用途に使えます。
例えば、コースターや受け皿の代わりに使います。
殻つきの海老や魚の中骨を外すときに懐紙を使って押さえるとスマートです。
また、食べ残しを隠したり、手や口を拭くときに使えます。お店の方に“お心づけ”を渡すときの袋代わりになります。
などなど、持っているだけで、女っぷりが上がりますよ!
最後の水菓子が出たら、あまり長居せず、お茶を一杯飲むくらいの時間で帰りましょう。
店の人たちに、笑顔で御礼を言って帰るようにしましょう。
去り際はしとやかに。
「美味しい」という字には、綺麗に食べることと、おいしそうに食べている女性は美しく見えるという意味があるのではないでしょうか。
ご馳走になったら、御礼の言葉と、帰宅してからのメールも忘れずにしましょう!