「俺、実はゲイなんだ・・・」両親にもカミングアウトできない事情って?
と思う人が多いのではないでしょうか。
カミングアウトをされる側も、同性愛者がどういうものなのかよく分からないと不安を感じるもの。理解し、受け入れる事が難しい場合もあります。
LGBTの活動を行っている矢部文さんによると、こんな事例があったそうです。
息子に自分はゲイだとカミングアウトされた母親が「私は良いけどパパには絶対に秘密ね」と言ったため、息子はいまだに家族全員にカミングアウトができずにいるのだとか。
「家族の中に作らなくてもよい秘密が出来てしまったのです。母子が時間をかけて父親にLGBTのことを理解してもらう努力をしていたら、もう少し違ったことになっていたかもしれません」と矢部さんはコメントしていました。
知らないからこそ理解ができない、だから不安になる。
これは同性愛者でも異性愛者でも、誰もが共通する気持ちなのかもしれませんね。だからこそ知る必要がある!
それでは一体どんなLGBT活動が行われているのでしょうか。実は、活動を行っているのは当事者だけではないのです。
4月に代々木公園で行われた「TOKYO RAINBOW PRIDE」のパレードやイベントでは、LGBTの人々を含む約20,000人が来場。