米国人夫を持つ美人妻が明かす!国際結婚をしたいなら、まず「米国男性=ハリウッド俳優」という妄想を捨てよ。
夫がアメリカ人だと伝えると、たいてい「羨ましい」、「憧れる」などと言われます。それはとても光栄なことですが、まず最初に言わせてください。
「アメリカ人男性だからといって皆がリチャード・ギアではない」ってことを。
確かに外国人男性は高身長に大きな瞳と高い鼻など、まるでマンガやゲームから出てきたような、あまりの容姿の違いから、憧れを抱く気持ちもわかります。イケメンの行動は何割か増して良く見えてしまう原理と一緒で、外国人男性というだけで、ちょっとしたことでも素敵に見えてしまうものです。
それに『プリティ・ウーマン』やなどのロマコメ映画で描かれる男性達は皆、ジェントルマンでロマンチスト。そんな彼らに、アメリカ人男性のイメージを重ねる人も多いでしょう。
しかし実際に、それは憧れに過ぎません。
毎年誕生日や結婚記念日に、花やギフトをもらっている女性はそんなに多くはないですし、私の友達は夫に「花を贈って欲しい」と懇願したら「面倒くさい」と言われケンカになったりしていました。
それに、外国人男性は「キレイだね」などと常に褒め言葉をくれるイメージですが、周りには「ほとんど褒められたことなんてない」なんて女性もちらほら。「その髪型良いね」「そのバッグ可愛いね」なんて賛辞をくれるのは、街ですれ違った見知らぬ女性の方が多いほどです。
私の友達の彼なんかは、休みの日は1日中ソファに座ってTVを見ながらビールを飲み、掃除をする彼女に「音がうるさい」と文句を言ったり、何かとケチをつけるし、バーに行けば酔っぱらって彼女に迎えに来てもらう始末。
さらに知り合いの日本人女性は、アメリカに嫁ぎにきたものの、旦那は失業し、そのまま働かずにグータラしたまま……。結局、離婚になってしまったパターンもあります。
今の時代は、日本人男性の方が、よっぽど優しいし、仕事に家事にがんばっている人が多いのでは?とも思ってしまうことが度々あるほど。
米国人男性との恋愛はこんなにも素晴らしい、と称賛するのが普通なのでしょうが、そういって現実とは違う妄想を抱かせてもしょうがないので、この連載では少し辛口めに国際恋愛、国際結婚を目指す方法をお伝えしたいと思っています。
まず第一歩は、リチャード・ギアやブラッド・ピット、ジョニー・デップなど憧れ俳優のイメージを捨てて、その人の中身を見ること。外国人男性だからジェントルマンに違いない、そんな妄想は今すぐ捨てることです!
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