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超ベテラン美容家が明かす!本当に正しい「冬の乾燥対策」【瞳子先生の人生相談】第8回

ANGIE
超ベテラン美容家が明かす!本当に正しい「冬の乾燥対策」【瞳子先生の人生相談】第8回
※20万人以上の女性の美に関するお悩みや、生き方に関するお悩みにこたえてきた美創家(美容家/カウンセラー)の橘瞳子先生が、読者のご質問にお答えするコーナーです。

美しいものをより美しくみちびき、筋が通っていない生き方に「まちがっている」とハッキリ物申す橘瞳子先生の珠玉の言葉を、心の栄養にしてみませんか?(編集部)

Q

瞳子先生、こんにちは。

肌が乾燥して目の周りにもかゆみがあります。こんなに乾燥するのは初めてです。33歳になったばかりですが、お手入れも洗顔はきちんと落としていますし、化粧水と高価な美容液を使っていますし、エステにも1ヶ月に一度は通っています。今までこんなふうになったことがありません。ファンデーションもきれいに仕上がりません。どんなお手入れをすれば乾燥しなくなりますか?

A

冬は皆さん乾燥する季節ですが、実は、乾燥は夏から始まっています。
昨年はとても暑い夏でしたよね。日焼けしましたか?日焼けしない人がいないくらい暑い夏でしたから乾燥を避けるのはほとんど無理だったと思いますが、夏のお手入れも日焼け止め対策も、冬の肌まで関わるほど大切なんです。

つまり、冷房の冷えによる影響や乾燥は、あとから出てくるのです。お肌も身体も次の季節から結果が出ます。気をつけてくださいね。

夏は汗で潤っている気がするだけで、意外と水分量が少ない方が多いのです。また、日焼けして肌の角質もかたくなりがち。さらに暑いからと、お手入れも簡略化してしまいがちです。
こうなると肌も夏バテしてしまいますから、今年は夏のお手入れから見直しですね!

夏でもうるおいがある肌は、日焼けしても回復力があり老化しません。肌の美しさは水分、油分のバランスで保たれます。カサカサするなら、うるおいが足りない証拠。今お使いの化粧水と美容液だけでは、冬の肌にはうるおいが少ないと思います。やはり乳液や栄養クリームなど、しっとりとうるおいが長続きするアイテムもそろそろ必要ですね。

それから寒い季節には、血行がよくなるマッサージもいいですよ!

時間がある時に暖かい部屋でゆっくり肌を撫でるように。またお風呂に入りながらやるマッサージも気持ちいいですよ。

若い女性のなかには、しっとりとするのはベタベタしてキライという方もいらっしゃいますが、そういう人達には、乳液も化粧水と同じくコットンで使用することをオススメします。
手のひらで馴染ませるとベタつきを感じますが、コットン使用だと肌への落ち着きが違い、きちんとうるおいが残ります。残った化粧水も乳液も首や腕などになじませて、他のところもきれいにしてあげて下さい。

そして栄養クリームも、ベッドに入る前に肌に使用することで、重たい感じがなくなります。化粧品を一呼吸おいて、時間差で使用することで、ベタつき感より、うるおいある安心感に変わると思います。私的には、しっとりさせて寝た方が、朝はうるおいが残り、お化粧のりがいいからしっとりは大好きですよ。

33歳とご質問にありますが、女性は皆さん肌年齢が違いますから、月に1回エステに通っても間に合わない季節かと思います。

いくつになっても、美しくあるには、毎日のスキンケアを充実させることがまず大切で、日々の積み重ねによって叶えられます。ローマは一日にしてならずです。
80代になっても、色白で肌のきれいなおばあちゃんがいますが、こういう方にお会いすると嬉しくなります。どんなふうに人生を重ねてきたのか伺うと、やはり何事にも丁寧に生きていらっしゃるとのこと。また、きちんとした食事をして、好きなものもや自分に合うものを上手く取り入れ、人生を楽しんでる方が多いです。

今の若い女性達は、簡単に美しくなるものに弱い傾向ですが、簡単に美しくなりたいなら、たしかに結果が早い高価な化粧品もあります。でも毎日続けることが大切なのでお金も大変です。

肌も毎日、自分で育てていかないと美しさは持続しません。それから目の周りのかゆみも、うるおい不足と、身体の冷え、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。

あとは目の専用クレンジング。
目のお化粧はきちんと落とさないと、かゆみやくすみの原因になります。また、まつ毛も育たなくなります。

アイメーク落としで優しく落とし、夜の最後のケアに、アイクリームをつけてください。でもかゆみがあるときは、基本的に敏感肌用の化粧品を選ぶこと。かゆみもどんな状態かわからないので、行きつけのお店や、美容部員さんや専門スタッフのいるお店で、きちんとカウンセリングしてもらった方が、安心して選ぶことができると思います。

かゆみが治まったら、敏感肌用から普通の化粧品に戻してお手入れなさってください。しっとりとうるおいのある肌でいると、ファンデーションのノリも抜群によくなりますよ!また、ファンデーションも少ない量で伸びがよく、仕上がりも美しく長持ちします。春に敏感肌にならないよう、今からしっかりスキンケアのお手入れなさってくださいね!そして、人生の幸せな春もやってくるよう祈っています。


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受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jp

橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール

美創家(びそうか)。大手化粧品メーカーを退職後、27歳で美創家として独立。世界の美を求めて活動し、独自の美の理念や技術を確立させる。大手化粧品会社のビューティーアナリストとして日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。

統計学や易学にも詳しく、法人・個人を問わず多くの人々によりよく生きるためのアドバイスを行なっている。
人を美しく元気にさせるメーキャップとカウンセリングが多くの人の支持を得ている。連絡先はANGIE編集部気付。

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