「何かあったら相談してね」という上司は、部下から信頼されてないことを自覚していない
よく、朝礼や会議なので、「何かあったら相談してね」という上司がいますね。
問題が大きくなる前にとか、悩んでどうしようもなる前にとか。会社でよく使われる「報連相」の中で一番大事なのは「相談」なんだから、最初の段階で言ってくるようにと、押し付けがましく言う上司、あなたのオフィスにもいるでしょ。
そういう人は加えて、「僕に最初に言ってくれれば何とかしたのに」とも言います。それも、ほら僕に相談しないから君が困ることになるでしょ、というニュアンスを表情に出しながら。
でも、正直、全然困っていません。むしろ、「やっぱり、あんたに言わなくて良かった」と思ってますから!
相談してね=ダメ上司「何かあったら相談してね」という人は、相談されたことがないから「相談してね」なんてセリフが出るんです。相談される人は「相談してね」って言わなくても相談されます。
はじめは言いつけどおり、その人に相談した時期もあったと思います。でも、きっと相談したときに「あとで」とか「それは今度に」とか言って、部下の話をまともに聞こうとしなかった、あるいは「そんなこと俺に言ってくるなよ」ぐらい言ってしまっていたかもしれません。