遠慮するから失敗する!前髪しかない「チャンスの神様」のつかみかた
今から3年前にいただいた送別の寄せ書きに、ある先輩が「チャンスの女神は前髪しかない」というフレーズとともに「チャンスをつかめるように」と書いて応援してくださいました。
とても嬉しかったのですが、同時に言語的なインパクトが強烈で、ついニヤニヤしてしまいました。
後で調べたところ、もともとラテン語派生の西洋のことわざでした。
チャンスの女神さま、フォルトゥーナ「チャンスに前髪はあるが、後頭部に髪の毛はない。もし前髪をつかんだら、彼女(チャンス)をつかまえることができるが、もし逃がしてしまったら、ユーピテルですら二度と彼女をつかまえることはできない」(※Wikiquoteより和訳)
この「チャンス」は、フォルトゥーナというローマ神話の運命の女神のことで、ユーピテル(ジュピター)はローマ神話に出てくる神々の主神です。
そんなユーピテルでも、一度逃げたフォルトゥーナをつかまえることは二度とできない。
つまり、チャンスが前から向かってきたときに無我夢中でつかまえないと、通り過ぎた後に気づいて後ろから手を伸ばしてつかまえようとしても、もう誰にもつかまえることができないということ。
壮絶なローマ神話の神々の追いかけっこを想像して、女神フォルトゥーナの凄さを感じました。