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その他大勢としてではなく「個人」として生きてゆく方法【瞳子先生の人生相談】第14回

ANGIE
その他大勢としてではなく「個人」として生きてゆく方法【瞳子先生の人生相談】第14回
※20万人以上の女性の美に関するお悩みや、生き方に関するお悩みにこたえてきた美創家(美容家/カウンセラー)の橘瞳子先生が、読者のご質問にお答えするコーナーです。

美しいものをより美しくみちびき、筋が通っていない生き方に「まちがっている」とハッキリ物申す橘瞳子先生の珠玉の言葉を、心の栄養にしてみませんか?(編集部)    

Q

24歳・OLです。「その他大勢」として生きたくありません。大学を卒業したらほぼ全員 が企業に就職をし、会社のなかのひとつの歯車として生きていますが、私は「****(本名)」であり、企業の歯車のひとつではないと強く思います。

どうすれば個人として生きていくことができるのでしょうか?

A

あなたがやりたいことは何ですか?

独立心が旺盛なのですね。質問内容からも若さを感じます。社会人として二年生ですね。

ならば、この二年の社会生活の中で窮屈さと何を感じているのでしょうか。
周りの人達に合わせられないので悩んでいるのでしょうか。

個人として生きて行きたい気持ちもわかりますが、個人として生きて行くには、まだまだたくさんの経験が必要かと思います。

いま会社で歯車の一員として仕事をしていることは、私が思うに大変ありがたいことです。お給料を戴きながら社会の勉強もさせてもらっている訳ですから。

私は新人教育の中で、社会人になったら20才を引いた年齢が、いまの社会人年齢ですと言っています。そうなるとあなたは4才ですね。

4才の頃の自分を想像ください。

家族や周りの人達に見守られながら育てられている様子が浮かんできますね。
子どもの頃は、両親の気持ちや世の中で起きていることなど、何も分からずにいたと思います。

大人と子どもの違いは、自分のことしか考えられない人のことを子ども、自分のことだけでなく、周りの人達にも気遣いができる「配慮がある人」を大人と呼びます。

社会人になったら結果を出して当たり前です。結果を出さずとも、努力して褒められるのは学生時代までです。

会社にいる上司や先輩や後輩は家族と思って接しましょう。任された仕事を一緒にできる人がいるのは、大変心強く幸せなことです。

会社の歯車として仕事をするのではなく、早く会社の役に立つ人間に成長できるよう、努力することが今は大切と感じます。そして周りの人達より、与えられた以上の仕事が出来るようになってはじめて、会社の中でも自己の確立ができるわけです。


いまは会社の傘のなかで守られながら仕事をさせてもらっている訳ですから、思い通りに行かないこともたくさん出てくると思います。

会社の一員としていま任されている仕事の結果を出し、周囲の人とのコミュニケーション能力も養わなくては、自己を確立させることは難しいと感じます。

早い自立は素晴らしいと思います。でも先行き不安定にならないよう、いろいろな経験と知識を得てからの独立を考えてみてください。

人生は長いですから、焦らずに行動してくださいね。

今、目の前にある仕事を一生懸命やっていれば、気がついたら自然に自己の確立ができていると思いますよ。

【お悩み相談は以下で受け付けています】

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受付メールアドレスqa-tohko@estyle-inc.jp

Fax03-6447-4105

橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール

美創家(美容家/カウンセラー)。大手化粧品メーカーを退職後、27歳で美創家として独立。世界の美を求めて活動し、独自の美の理念や技術を確立させる。大手化粧品会社のビューティーアナリストとして日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。

統計学や易学にも詳しく、法人・個人を問わず多くの人々によりよく生きるためのアドバイスを行なっている。
人を美しく元気にさせるメーキャップとカウンセリングが多くの人の支持を得ている。連絡先はANGIE編集部気付。

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