プロのメークアップアーチストが明かす!モテるナチュラルメイクの極意とは?【瞳子先生の人生相談】第15回
美しいものをより美しくみちびき、筋が通っていない生き方に「まちがっている」とハッキリ物申す橘瞳子先生の珠玉の言葉を、心の栄養にしてみませんか?(編集部)
Q
瞳子先生、教えて下さい。自分では綺麗にメークしているつもりなのに、厚化粧だからもっと薄くお化粧するようにと彼氏に言われます。どうしたら薄化粧で綺麗になりますか?
A
男性はお化粧が濃い、薄いには敏感なようです。
薄化粧、すなわちナチュラルメークとは、薄くお化粧するというより、「薄く見えるようにメーキャップすること」です。
ですから、手抜きのメーキャップではありません。手抜きするとお顔がぼやけてしまうでしょう。
また目元にポイントを置くなら口元は自然な色の口紅にするとか、メーキャップに使うカラーバランスも考えて選びましょう。
濃い色、強い色の組み合わせだと厚化粧のイメージになりやすいですから、優しいパステルカラーや薄い色使いでパール感のあるアイシャドー、ツヤのある口紅を選ぶことです。
目元は、アイシャドウのぼかしのテクニックが大事で、つけるというより馴染ませること。
頬紅はあまりつけすぎず自然に、アイラインやマスカラは普通につければ大丈夫です。
そしてなによりメーキャップの美しさは肌作りが一番です!
メーキャップにこだわっていくと、スキンケアの大切さに気がつくと思います。
今の季節はとても乾燥しますから、しっとりみずみずしいお手入れをして、ファンデーションをつけると美しい仕上がりになります。
うるおいと透明感のある肌に仕上がるリキッドファンデーションをメインに選びましょう。素肌にシミやソバカス、赤ら顔などがある方はコンシーラーやパウダーファンデーションなどで重ねてカバーし、肌色を均一に仕上げ優しい色が活きる肌作りを目指してくださいね。
肌を輝かせ、薄い色でも動きが出るようパール感やツヤ感のあるカラーバランスで、ポイントメークも手抜きをせず、明るいイメージの春のメーキャップを楽しんでください。
きっと彼に愛されるメークに仕上がるはずですよ。
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橘瞳子(たちばなとうこ)先生プロフィール
美創家(美容家/カウンセラー)。大手化粧品メーカーを退職後、27歳で美創家として独立。世界の美を求めて活動し、独自の美の理念や技術を確立させる。
大手化粧品会社のビューティーアナリストとして日本全国でサロンを展開。社員教育やブランド育成に関わる。
統計学や易学にも詳しく、法人・個人を問わず多くの人々によりよく生きるためのアドバイスを行なっている。人を美しく元気にさせるメーキャップとカウンセリングが多くの人の支持を得ている。連絡先はANGIE編集部気付。
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