これがスゴいんです。昔が懐かしいだけかもしれませんけど~THE YELLOW MONKEY~【私をしあわせにしてくれる1000のアイテム】#0047
何とはなしに、アニメの『るろうに剣心』を見ていたときでした。そこで、イエモンの歌が流れたのです。これは、何なんだ?衝撃でした。胸にドーンときました。
「ギラッとした君の目にドキッとした昼下がり♪」
TACTICSに、もう心を奪われたのです。
イエモンは吉井和哉さんが作詞と作曲、ボーカルをやっていますが、吉井さんは身長が183cmあり、他のメンバーも180前後の長身で、素敵なんです。
これは吉井さんの戦略だったそうで、自分たちのバンドには、そういう背の高い人たちを集めようと思っていたらしいです。
イエモンの歌って、洋楽と日本のロックに歌謡曲が混じったような音楽で、『太陽が燃えている』なんて、昔、どこかで聞いたことのあるような歌なんですよね。
その歌謡曲の部分が響き合って、あれほどのグループになったんだと思います。だって、あのときの勢いは凄いものがありました。
『追憶のマーメイド』、『JAM』、『SPARK』と次々とヒットを飛ばして、「大丈夫かな」と心配になったほどでした。
ちょっと前に流行ったポルノグラフィティも、ちょうどそんな感じでしたけど、イエモンは解散してしまいます。
人間関係の軋轢があったとか、いろいろと言われていますけど、そうじゃなくて解散する時期にきていたんだな、と思います。
吉井さんの心が、イエモンを続けていくには精細で壊れそうだったことが、吉井和哉著の「失われた愛を求めて」という本に書かれています。
吉井さんって、デビュー当時、結婚していました。
だけど、イエモンとして売り出すためにそのことは秘密にされていたんです。
でも、ファンにとっては、それでよかったんじゃないでしょうか。
最近、眞鍋かおりさんとの噂もあって、相変わらず元気なところを見せてくれています。吉井さんが老けた、みたいな記事がありましたけど、17年経ったんだから当然でしょう。
誰だって年をとるものです。以前はハーフかと思うほどの容貌で、ガンガン私たちにセクシー光線を出していた吉井さんですが、今は性格も丸くなったようで、その落ち着き方も有りかなと思います。多分、イエモンは復活はしないでしょう。そう思います。
今、イエモンのCDを聞くと、あの頃の自分が蘇ってくるようです。何年経とうが、いいものはいい!
「シャキとした俺の体まるで試されてるように」
あの頃、試されていたのは自分だったな、と思います。
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