時間も手間もかかるけど、愛情がたくさん詰まってるもの~昔ながらの手仕事にみる「丁寧に生きること」~【私をしあわせにしてくれる1000のアイテム】#0055
少し前、手紙をもらいました。小学生の頃は、転校が多かったので、文通(もう聞かない言葉ですね)をよくやっていましたが、最近は、連絡と言えば、メール。
もう、メールがない生活なんて考えられないけど、たまに届く手紙は、やっぱり、すごくうれしいものです。
そんな昔からあるもののすばらしさについて、ちょっと、じっくりと考えるできごとがありました。
みなさん、「藍染め」って知っていますか?
たぶん、聞いたことや、その商品を見たことは、あるんじゃないでしょうか?日本に古くからある、染色方法で、「藍色」はインディゴデニムのような紺色をしています。
デニムと大きく違う点は、本物の「藍染め」は、すべて天然の原料を混ぜ合わせて作られるため、人にも環境にもやさしいんです。
また、実は、色落ちがしにくく、染めれば染めるほど、繊維が強くなるそうです。
その「藍染め」の服を作るために、染色工房にちょっとおじゃまして、いろいろお話を聞くと、感じることがたくさんありました。
「藍染め」の原料を作るのは、とても手間がかかり、「藍師」とよばれる職人さんは、現在、日本に5人しかいないとのこと。たったの5人ですよ!
そして、すべて天然で手作業の「藍染め」