誰でもカンタンに作れる「虫よけに絶大な効果がある」身体に優しいオイルの作り方
BBQや夏フェス、キャンプなど、夏はアウトドアイベントが目白押し……ですが、避けて通れないのがいや~な「虫」。刺されると、かゆくなるし、痕が残ってしまうこともあります。
でも、殺虫剤は身体によくないから使いたくないし、もちろん虫も寄せつけたくない。お肌に気を使う女子としては、なるべくナチュラルな方法で虫よけ対策をしたいものですね。
そこで、取り入れたいのが虫よけ効果のあるアロマオイルです。植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)は、一般的には人間の心身に良い影響をもたらすことで知られていますが、虫にとっては不快な香りのものもあり、防虫効果が期待できるのです!
ぜひ、今年の夏は「アロマを上手に利用した爽やかな虫よけ対策」を取り入れてみましょう!
打倒モスキート! 蚊が嫌がるアロマオイル基本3種虫よけ対策の代表的精油の「シトロネラ」には、蚊を寄せ付けない効果がある「シトラール」という成分が含まれています。虫よけスプレーにも、多くの場合、使用されています。
また、ハーブティーなどでお馴染の「レモングラス」や「ユーカリ」も、虫が嫌う香りとして有名ですね。
以上のアロマオイルが配合されたスプレーを作ったり、市販のキャンドルの上にオイルを垂らして香りを飛散させれば、身体に優しく虫よけ効果が期待できます。
痕を残したくないなら? 虫刺されケアができちゃうこのオイル!虫に刺されたら、殺菌作用のある「ティーツリー」を1滴、患部に直接塗りましょう。
解毒作用のあるティーツリーオイルは、オーストラリアでは消毒剤として病室で採用している病院もあるほど、効果があります。素早くケアしてくれるので、虫刺され痕を残しません!
虫刺され以外にも、にきびや口腔のカンジダ、皮膚のカンジダ、皮膚炎・湿疹、ヘルペス、爪・股・足の白癬など、幅広い症状に効果があり、直接皮膚につけても安心な万能オイルです!
日常的に使用できるので、ぜひ1本、持っておきたいですね。
自分で作れちゃう! ナチュラル虫よけスプレーの作り方肌に優しく、爽やかな香りのカンタン虫よけスプレーの作り方をご紹介します。ルームスプレーとして網戸やカーペットなどに使用すれば、お部屋の虫対策になり、同時に、爽やかな香りが部屋中に広がって、オシャレに気持ちをリフレッシュできますよ。【材料(100mlスプレーボトル用)】
・精製水45ml(ミネラルウォーターでも代用可)
・アルコール5ml(ウォッカや無水エタノールでも代用可)
・エッセンシャルオイル10滴(シトロネラ、レモングラス、ユーカリを合計10滴程度になるようお好みでブレンド)
【作り方】
アルコールにエッセンシャルオイルを加え、よく混ぜ合わせます。精製水45mlを加えて出来上がり。
たったこれだけです!
スキンケア用ではないので精製水にこだわる必要はありません。お肌が弱い人はアルコール抜きで作ってもOK。
使用前に良く振って、全体を混ぜ合わせてから使ってくださいね。
※これだけは守って!アロマオイルを使用するときの注意事項
アロマオイルは正しく使うと非常に快適なものですが、妊娠中やお年寄りの方、その他敏感な体質のの方は、香りに反応しやすいことがあります。
体調を見ながら使用しましょう。必要に応じてパッチテストを行うなど、安全に正しく取り入れて、快適に楽しんでくださいね。
※参考: 石原 裕子『はじめる、楽しむアロマテラピー』(永岡書店)
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