あなたが幸せを掴むための4つの法則って?
結婚が幸せを叶える最終手段と考える人もいれば、日々健やかに暮らせることを幸せに感じる人もいるように、捉え方はさまざまです。
だからこそ、幸せの感情は奥が深いものなのでしょうね。
イスラエル出身の友人と話していたときのことです。
「手紙を投函しに郵便ポストへ向かったら、前日まであった郵便局が爆破されてなくなっていた」と、食事中にサラッとひと言。
彼は一流企業に勤めるエリート会社員ですが、故郷を離れて海外で生活をしています。
戦争のない環境で生きてきた私にとっては衝撃的で、安全な環境で生かされていることや帰る家があることを、改めて幸せに感じた瞬間でした。
みなさんは、心から幸せと言える生活を送っていますか?
幸せを構成する4つの要素
アメリカの著名な心理学博士ドイル・ジェントリー氏によれば、幸せの要素は4つあると言います。
「安心して過ごせる環境」
「幸せを望みすぎないこと」
「広い視野で物事を捉えること」
「客観的に考えること」
だそうです。項目ごとに見ていきましょう!
安心感がもたらす幸福感
犯罪やテロのない安全な環境というフィジカルな面での安心感と、「先の見えない恋愛に不安を感じている」「婚期を逃したんじゃないかという焦燥感」といった気持ちの面での安心感の2種類があります。
もし身のまわりで不安に感じることがあれば、幸せの妨げになってしまう可能性があります。
とくに気持ちの面で不安を感じている人は、自分の心が安定するように幸せ対策を講じてみましょう。
望みすぎると、幸せは逃げて行く!
彼ができれば幸せになれると思っていたのに、いざお付き合いが始まったら「彼と結婚すればもっと幸せになれるかも」。晴れてゴールインしたのもつかの間、今度は「子どもができたら、もっと幸せになるかも」などと、現状に満足できないのは幸せを遠ざける要因に。
現状を肯定的に捉える姿勢が大切です。
広い視野で物事を捉えてみて
今この瞬間も大切ですが、長い人生を広い視点で見ることはもっと大切。
目先の幸せを優先していては、人生の幸せを逃してしまいかねません。経済力はあるけれど酒癖の悪い彼、生涯の伴侶になり得そうですか?
今は最高に楽しい不倫、5年後も彼はあなたを大切にしてくれそうですか?
幸せについて、客観的に考える時間も大切
上記の3項目を客観的に考えることで、幸せはもっと身近に感じることができるようになるそうです。
「自分はどんな人生を送りたいのか」「この先、どんな暮らしがしたいのか」「どんな人と生涯を共にしていきたいのか」といったことを、ひとりの時間に考えてみましょう。
幸せという感情にも、トレーニングが必要のようですね。
彼に手料理を褒められた、職場の先輩と楽しいランチタイムを過ごした、といった日々の小さな出来事にも、幸せを感じられる人でありたいものです。
※参考: dummies.com