キャリアや財産のように目には見えないもの、それが「幸せ」。
結婚が幸せを叶える最終手段と考える人もいれば、日々健やかに暮らせることを幸せに感じる人もいるように、捉え方はさまざまです。
だからこそ、幸せの感情は奥が深いものなのでしょうね。
イスラエル出身の友人と話していたときのことです。
「手紙を投函しに郵便ポストへ向かったら、前日まであった郵便局が爆破されてなくなっていた」と、食事中にサラッとひと言。
彼は一流企業に勤めるエリート会社員ですが、故郷を離れて海外で生活をしています。
戦争のない環境で生きてきた私にとっては衝撃的で、安全な環境で生かされていることや帰る家があることを、改めて幸せに感じた瞬間でした。
みなさんは、心から幸せと言える生活を送っていますか?
幸せを構成する4つの要素
アメリカの著名な心理学博士ドイル・ジェントリー氏によれば、幸せの要素は4つあると言います。
「安心して過ごせる環境」
「幸せを望みすぎないこと」
「広い視野で物事を捉えること」
「客観的に考えること」
だそうです。項目ごとに見ていきましょう!
安心感がもたらす幸福感
犯罪やテロのない安全な環境というフィジカルな面での安心感と、「先の見えない恋愛に不安を感じている」