やはり自宅近辺の保育所へ預けるという選択を多くのママがしています」
そもそも時間的制約のあるママにとって、通勤時間は一番の無駄だと高田さんは言います。
シェアオフィスは“ちょうどいい”距離感を実現
高田さん:「かといって在宅だと、子供だけでなく、片付けたくなったり、陽のあるうちに洗濯物を取り入れたくなったり、いろいろなものに目がいってしまって、なかなか仕事がはかどりません。家事をパートナーと分担していても、「家にいるのだから」と相手に甘えが出てきてしまいます」
そこで考えたのが、子供や家事と程よい距離を実現する「預かり保育サービス付シェアオフィス」という形でした。
フリーランスなど在宅勤務の人は、会社勤めの人より保育所への入所が困難という現状の解決策にもなり得ます。
また、Maffice利用申込者の中には、本格的仕事復帰に備えて、情報収集や資格取得の勉強中という人も多いそうです。
高田さん:「皆さん、仕事をするためのベース作りにとても前向きです。一種の自己投資といった感じですね」
一方、都心にオフィスを構える企業にお勤めのママが利用するには、企業側の理解と努力がまだまだ必要のようです。