働くママが「幸せと充実」を感じるための5つの言葉
でも実際、働きながらイキイキとしているワーキングママが多いのも事実。
また、様々なワーキングスタイルの中でも、一番縛りが厳しいのが、会社勤めする「サラリーマンママ」です。
略して「リーママ」。
広義には「働いてお金を稼いでいるママ」のことを指します。
博報堂では、「リーママプロジェクト」と称し、博報堂の社内ママメンバーが中心となって、働くママの力を社会に還元し、未来の幸せにつなげたいというプロジェクトが始動しています。
『リーママたちへ 働くママを元気にする30のコトバ』という本も出版されています。
もがき苦しくても「大丈夫、なんとかなる」
企業で働くママたちは、どこか後ろめたい気持ちを持って働いています。
16時に退社する時のまわりの目の冷たさ。子どもが熱で急遽休みをとるときの嫌な雰囲気。
有休をとっているのに、自宅で結局大量の電話とメール対応……。
もがき苦しみながらも「せっかくここまでがんばってきたんだから、もう少しがんばってみよう」と力を振り絞っているんです。
そんなママたち自身の心の支えが「大丈夫、なんとかなる」です。
ほかにも、リーママたちを励ます「糧ことば」をたくさん紹介します。
まだ独身のアラサー女子にも、糧になる言葉がいっぱいです。
働くすべての女性に共通する「糧ことば」
「今が一番大変な時だから。
これ以上辛い時は来ないから」
仕事と子育ての両立は、初日が一番大変。
でも、だんだん慣れてくるもの。絶対に子どもは成長します。
「もっとダメでいい」
できないことを並べるよりも、少ないけれどできることをきちんとやればいいのです。
「月に一回、自分のための有休をとる」
病気看病または病気療養のための有休は、休みじゃない。
月に一度の有休で、美容院、ネイル、買い物、リラクゼーションなど、思いっきり自分のための日をつくって、リフレッシュしましょう。
「諦めるは、明らめる」
優先順位をつけて、本当にやりたいことや、やらなければならないことに絞るからこそ、見えてくることもあります。
きっと賢い選択をしているはずです。
幸せは自分が決めるもの
大人の女性としての幸せと充実。
それは、経済的余裕が少しばかりあることと、社会のため、会社の同僚のため、家族のために少しでも役に立てたと思えること。
そして、それらを自ら進んで行っていると胸を張って言えることが、自分の成長につながり、未来を築いていく力になります。
自分の未来を他人に預けるのではなく、自分の手で握るということ。
誰のためでもない、自分のためにこそ働く。
自分の意思で選んだ道だからこそ、後悔はない。
働くママのイキイキ感も、そんな自主性から生まれてくるように思います。
仕事と子育てを両立しているママたちは存在するのですから、今から諦めなくても大丈夫です。
「糧ことば」を手に、明日はもっとイキイキとして働きましょう。