GI(食後の血糖値の上昇を示す指標)を提唱した、ジェンキンス博士が1982年に発表した「セカンドミール効果」。30年以上も前に発表されていながらも、まだまだ知られていないセカンドミール効果の健康への重要性をお伝えします。
セカンドミール効果とは?
「セカンドミール」とは、1日のうちにとる「2回目の食事」ということ。
また1日の最初の食事をファーストミールといい、私たちの普段の食生活であれば朝食がファーストミール、昼食がセカンドミールに当てはまりますね。
ジェンキンス博士はこのファーストミールとセカンドミールのとり方による血糖値の関連性を見つけ出しました。それが「セカンドミール効果」と呼ばれるものです。
これは最初にとる食事の内容によって、その次の食事による血糖値の上昇が変化してくるというものでした。
実際、朝食に何も食べなかった人は、昼食をとった際に血糖値が急上昇するのに対し、バランスのいい朝食をとった人は昼食後の血糖値の上昇が緩やかだったという結果が出ています。
セカンドミール効果を得るためのポイント
セカンドミール効果を正しく得るためには、ファーストミールのとり方が重要になってきます。