新玉ねぎや春キャベツ・たけのこ・山菜などさまざまな春野菜がありますが、中にはあまり馴染みのないものや、知っていても食べる機会が少ないものもありますよね。しかし、春野菜は栄養が豊富で、カラダにとってとても良い効果があります。そこで、あすけん栄養士が春野菜の栄養についてご紹介します。
春野菜の特徴
春野菜には香り・苦み・辛味が特徴的なものがあり、それぞれにカラダに良い働きをしてくれます。
●香り:テルペン類が含まれています。テルペン類の香りには気持ちを落ち着かせてリラックスさせる作用や血圧を下げる効果が期待できます。
●苦み:植物性アルカロイドが含まれています。腎臓のろ過機能を高めて体内の老廃物を排出させる作用により、新陳代謝を促進する働きがあるといわれています。
●辛味:イソチオシアネートが含まれています。抗菌作用や食欲増進効果、がん予防などが期待できます。(※1)
おすすめの春野菜5選
セロリ
セロリの香り成分であるアピインとセネリンには、イライラを和らげて気持ちを落ち着かせたり、頭痛を緩和する効果があるといわれています。また、カリウムを多く含んでいるので、体内の余分なナトリウムを体外へと排出することでむくみや高血圧を予防します。