痩せられない原因は眠り?睡眠がダイエットに欠かせない理由
ダイエットと睡眠時間には、深く関係があります。一般的に睡眠時間が少ないと、その分カロリー消費が多くなるように思いがちですが、実はまったく逆なんです。
ダイエットと睡眠時間の関係
睡眠時間
一般的には7時間~9時間といわれています。ただし、これには個人差があり、年齢や生活環境によって、理想の睡眠時間は変化します。睡眠は生きていく上でとても重要です。睡眠時間が短いと食欲を抑制するホルモンが減ってしまい、食欲を増すホルモンが増えるといわれています。そのホルモンというのは「レプチン」と「グレリン」です。(※)
レプチンとグレリン
レプチンは脳の満腹中枢に「おなかがいっぱい」ということを伝える働きがあり、グレリンは胃から分泌され、「おなかが空いた」と感じさせます。
つまり、レプチンは食欲を抑え、グレリンは食欲を増進させるホルモンなのです。
普段はこの2つのホルモンがバランスよく作用しているのですが、睡眠不足になるとレプチンが作用しにくくなり、グレリンの作用が強くなります。夜更かしをしているとお菓子やラーメンを食べたくなるのは、グレリンの影響なのです。
さらに人間のカラダは、夜になると昼間の「活動モード」