あなたは大丈夫?太りやすい体質になる5つの原因
ダイエットを気にして極端な食事制限を続けると「痩せにくく太りやすい体質」になりがち。食事制限以外にも、さまざまな原因で太りやすい体質になってしまうこともあります。
太りやすい体質になる原因5つ
無理なダイエット急激に食事を減らすとストレスになり、リバウンドにつながる。また、短期的なダイエットは筋肉が減ってしまい、体脂肪が増えやすくなる。
不規則な生活習慣
睡眠不足や不規則な食事時間ではホルモンバランスが悪くなり体調を崩す原因に。またリバウンドしやすいカラダになりやすい。
運動不足
筋肉量が少ないと基礎代謝が上がらずにエネルギーを消費しにくくなる。
冷え性
血行不良によりカラダが水分を溜め込んでしまいむくみやすく、代謝も悪くなる。
脂肪細胞の数がもともと多い
遺伝や成長期に脂肪細胞が増えてしまうと、脂肪を溜め込みやすいカラダになる。
太りやすい体質を改善するには
太りやすい体質を改善するには、生活習慣から見直していきましょう。
- 規則正しい生活リズムをとり戻す
◆カラダを動かして血行を良くし、運動によって筋肉量を増やす
◆運動でなくても、普段からこまめに動くようにする
◆食事は腹八分でバランスのよい食事を心がける
◆食物繊維の多い食事で、冷え性の原因のひとつである便秘を改善
◆間食は控え目に。食べるときはスナック菓子ではなく、ドライフルーツやナッツ類を選ぶ
◆飲み物は温かいものにし、カラダを冷やさないようにする。温まる生姜紅茶はおすすめ
もともと脂肪細胞の数が多い人は数を減らすことはできませんが、脂肪細胞の体積を小さくすることはできます。食事と運動で生活習慣を変えて、太りにくい体質をつくりましょう。
【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。
現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。