梅雨が明けるとやってくる暑い夏。疲労感やだるさ、食欲不振、不眠といった「夏バテ」症状を感じる人が増える季節です。食欲が湧かないため食事面も偏りがちになり、栄養が不足してさらに体調が悪くなる、という悪循環に陥りやすい点も注意が必要です。
食事面でのポイントは、栄養バランスの整った食事を心がけることが一番ですが、特にビタミン・ミネラルとタンパク質をしっかりとり入れましょう。太陽を浴びた鮮やかな夏野菜は、ビタミン・ミネラルが豊富。また豚肉・マグロ・レバー・うなぎなどに豊富に含まれるビタミンB群はエネルギー代謝や疲労回復に効果的です。にんにくや長ネギなどのアリシンを含む食材と一緒に食べるとビタミンB1の吸収が良くなります。今回は、暑さに負けないカラダを作る、夏野菜たっぷりで簡単なおすすめレシピをご紹介します。
1. 肉にも魚にも合う!ラビゴットソース
ラビゴットソースはフランス語の「元気を出させる」という言葉が由来の、刻んだ野菜を酢で味付けしたソースです。緑黄色野菜のパプリカ・ピーマンはビタミンCとβ-カロテンを豊富に含み、からだの調子を整えるビタミン・ミネラルを補給することができます。