そのカロリー制限ではやせない?栄養士が教える正しいカロリー調整法
ダイエットにおいて、摂取カロリーが消費カロリーより少なければ体重は落ちますが、極端なカロリー制限は筋肉量を減らし、リバウンドしやすいカラダをつくります。
リバウンドなく健康的に痩せるには、必要なカロリーと栄養素をしっかり確保することが大切です。
必要なカロリーと栄養素を知るには
やみくもに食事量を減らすだけではNG。代謝を上げるために必要な栄養素まで少なくなり、結果的に痩せにくいカラダをつくります。 あすけんのアドバイス画面で表示される「栄養士からのアドバイス」「食事バランス」「栄養価の過不足グラフ」を確認して、「何が不足し何が過剰なのか」を把握しましょう。
栄養士が教える正しいカロリー調整法
食事はカロリーを減らしすぎず、バランスを意識することが基本です。
3食きちんと食べる
3食しっかり食べて間食を減らしましょう。食事を減らしすぎると空腹で無駄な間食を食べることに繋がりがち。
食事は1食に野菜料理を1~2品加えるとベストです。
1食のカロリーは500~600kcalくらいを目安に。
食べる順番を変える
野菜(きのこ・こんにゃく・海藻も含む)や汁物から先に食べましょう。できれば5分くらいかけてゆっくりと食べると、食べ過ぎ防止に効果が期待できます。
よく噛んで食べる
よく噛んで、ゆっくり食べる。1食15分~20分かけるのが理想的です。どうしても早食いになってしまう場合は、ひと口食べるごとにお箸を置くようにしましょう。
さらに、食事だけでダイエットするのではなく、運動をとり入れることが大切です。
筋肉をつけることで脂肪を燃焼しやすくなり、見た目も引き締まって見えるようになります。食事と運動のバランスがダイエット成功への早道ですよ。
【執筆者】衞藤敬子/管理栄養士
コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。