眠る1時間前には部屋の照明を暗くする
明るい光には目を覚ます作用があるため、就寝前の寝室の照明は暗くすると良いでしょう。明るすぎる部屋、特に蛍光灯のような白っぽい色味の光は、睡眠の質を低下させます。間接照明などを使って部屋を暗めにすると、体内時計や交感神経の働きが変化し、自然と眠くなります。
朝、光を浴びる
良い眠りを得るためには、起床時に光を浴びておくことが鍵になります。朝、明るい光を浴びると交感神経のスイッチが入り脳内の神経伝達物質「セロトニン」が作られます。セロトニンは睡眠ホルモン「メラトニン」の素となり、夜になるとその働きで眠くなります。
起きたらカーテンを開けて朝日を浴びましょう。曇りや雨の日は、蛍光灯などの光でもOKです。
睡眠をおろそかにすると、起きている時間が無駄になると言っても良いくらい、睡眠はわたしたちの健康に深く関わります。食事と運動と同様に睡眠も見直して、健康な毎日を過ごしましょう。
【参考・参照】
(※1) 厚生労働省平成29年度「国民健康・栄養調査」
(※2) e-ヘルスネット「睡眠と健康:不眠症」
<https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-001.html>(最終閲覧日2019/8/26)