体重は定期的に測っていても、体脂肪率はあまり意識していないという方は多いのではないでしょうか。「体重は減ったのに見た目の変化が少ない」「体重は標準だが引き締まっているように見えない」などという方は、体脂肪率や、体脂肪率の変化に注目してみると良いでしょう。引き締まったカラダや、痩せやすいカラダつくりには体脂肪率のチェックは欠かせません!今回は体脂肪率についての基礎知識を解説します。
体脂肪率についての基礎知識
体脂肪率とは
体重に占める体脂肪の割合をパーセントで表したものが「体脂肪率」です。
同じ体重で比較した場合、“体脂肪率が低い=筋肉量が多い”ということが言えます。筋肉量が多ければ、その分基礎代謝が高くなるため、ダイエットしながらも筋肉量は維持・または増やすことで、痩せやすくなります。また、脂肪より筋肉の方が重たいので、同じ体重でも筋肉量のある方が引き締まって見えますよ。
ただし、体脂肪は少ない方が良いというイメージがあるかもしれませんが、脂肪細胞には、エネルギーの貯蔵、ホルモンや生理活性物質の分泌、体温の保持や、カラダを衝撃から守るクッションの働きなど様々な働きがあり、少なければ良いという訳ではありません。