筋トレの味方!?今話題の”沼”について栄養士が解説!
ストイックに制限をする必要がない方は、ごま油やオリーブオイルを大さじ1~2杯足したり、むね肉より脂肪が多いもも肉を使ってみたりするなどのアレンジを加えても良いでしょう。
3.水分が多いので満腹感がある
「沼」は水分量がかなり多いため、満腹感を得られやすいとして紹介されています。動画の中では、減量中は水分量が多い食べ物でお腹を膨らませることを勧めています。
【解説】
「お粥」は水分が多いためボリュームがあり満腹感は出ますが、消化が良いためお腹は空きやすくなります。しかし、「沼」はわかめやしいたけ、おくらで食物繊維もとることができるため、腹持ちの良さに役立っていると言えるでしょう。
「沼」の栄養
過剰になる栄養
鶏むね肉をたくさん使っているため、タンパク質が188.5g含まれています。タンパク質は、激しい運動をすると必要量が高まることが知られていますが、一般的に成人男女に必要な量は40~60gほどです。カロリーコントロール目的であれば、鶏むね肉の量は半分以下にしても問題ないでしょう。
不足する栄養
先述の脂質だけでなく、ビタミンやミネラルも不足しやすいようです。「沼」だけを長期間食べ続けると、カルシウムや鉄の不足や、抗酸化ビタミンであるビタミンA・ビタミンC・ビタミンEの不足など、健康リスクが起こる可能性も考えられるでしょう。