栄養士が解説!ダイエット中でも免疫力を下げない方法
1日に必要なエネルギーは、成人女性は約2000kcal、男性は約2600kcal(※1)です。ダイエット中の目標摂取カロリーはこれより少なくなる場合もありますが、減量体重と期間に合わせて、「基礎代謝」を下回らないカロリーに設定しましょう。
エネルギーを生み出す栄養素はタンパク質・脂質・炭水化物の3つで、どれも大切です。肉は太るから食べない、ご飯は食べない、など極端な制限をすると、必要なエネルギーが不足してしまう可能性があるため気を付けましょう。
2.栄養バランスの整った食事をとる
■一汁三菜を目指す
栄養バランスの良い食事の例として、イメージしやすいのは一汁三菜の和定食スタイルです。ご飯・汁もの・肉・魚・豆製品を使ったメインの料理・野菜や海藻を使った小鉢2品の組み合わせなら、たんぱく質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルといった栄養素がとれます。パスタやうどん・そば、丼ものなどの単品メニューを選ぶときには、サラダやスープなどの副菜を組み合わせるとバランスがよくなります。
タンパク質が極度に不足する「タンパク質欠乏症」は、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなることがわかっています。