栄養士が解説!ダイエット中でも免疫力を下げない方法
(※2) また鶏肉・レバー・マグロ・カレイ・納豆・牛乳等には、皮膚や粘膜を保護するビタミンB2・B6も含まれています。主菜などでしっかりとるようにしましょう。
発酵食品にも様々な健康効果が期待されているため、味噌・しょうゆ・納豆・かつお節・ヨーグルト・漬物・キムチなども、身近なものから食事にとり入れてみるのも良いでしょう。
■野菜・果物をとる
野菜や果物は、タンパク質・脂質・炭水化物を効率よく代謝させるためのビタミン・ミネラル類の供給源になります。ビタミン・ミネラルは、細胞をつくり粘膜を保護したり、体の調子を整える栄養素です。体内で作ることができないものもあるため、食べ物からとり入れる必要があります。
皮膚や粘膜を正常に保つ作用のあるビタミンAや、抗酸化作用を持つビタミンCなどは、免疫機能を正常に保つために大切な働きをすることが知られています。(※3)にんじんやピーマンなどの緑黄色野菜や、キウイ・かんきつ類などの果物に含まれます。
3.十分な睡眠をとる
睡眠は、体の疲れをとるだけではなく、記憶力・気分のコントロール・免疫機能の増強など、心や体の機能に広く関連しているとされます。2015年のアメリカのカリフォルニア大学の研究では「睡眠不足の人が風邪をひく確率は、休息を十分にとっている人より4倍以上に上昇する」