機能性表示食品って何?正しく知って、カシコク付き合おう
「高めの血圧を下げる」・「食後の血糖値の上昇を穏やかにする」などとパッケージに書かれた食品を見かけたことはありませんか?健康が気になる方の中には、このような「機能性表示食品」を利用されている方も少なくないのではないでしょうか。今回はあすけん栄養士が、機能性表示食品について解説します。
機能性表示食品とは?
機能性表示食品とは、消費者庁によると「事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届け出られた食品」とされています。(※1)
機能性表示食品には、お茶やヨーグルト、炭酸飲料やノンアルコール飲料などの清涼飲料水、チョコレートや飴、タブレットなどのお菓子など、色々なタイプの食品があります。機能性については、血圧・血糖値・コレステロール・中性脂肪・体脂肪・睡眠・腸内環境に関するものなど、製品によってさまざまです。
さまざまな機能性により健康への効果が期待されていますが、機能性表示食品は医薬品とは違い病気への治療効果はなく、原則健康な方に向けた食品となっています。「●●を食べて(飲んで)いるから大丈夫!」という過信は禁物です。