くらし情報『水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違いとは』

水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の違いとは

<多く含まれる食材>昆布・わかめ・もずく・めかぶなどの海藻類

■フコイダン
海藻のぬめり成分で、肝機能向上・抗アレルギー・血圧抑制などの効果があります。
<多く含まれる食材>昆布・わかめ・もずく・めかぶなどの海藻類

不溶性食物繊維とは

水に溶けにくい繊維質で、水分を保持し、便のかさを増やして排便を促す作用のほか、発がん性物質などの腸内の有害物質を体外へと排出させる働きを持つとも言われています。

種類と働き
■セルロース
穀類の外皮に多く含まれ、食事から摂取する食物繊維の大半を占めています。 腸内で有害物質を吸着して排出し、便の排泄を促します。
<多く含まれる食材>りんご・大豆(おからなど含む)・ごぼう・穀類

■ヘミセルロース
セルロースに準じた働きがあり、腸内の善玉菌を増殖させ、便秘の予防や有害物質の排泄などに効果があります。
<多く含まれる食材>ごぼう・小麦ふすま・玄米・大豆
■ペクチン
不溶性と水溶性があります。熟成するにつれて、水溶性に変わります。不溶性の効能としては、腸内の有害物質を吸着し排泄させる作用があり、便秘や大腸がんの予防効果があると言われています。

<多く含まれる食材>未熟な果物・野菜

■リグニン
コレステロールの上昇を抑制する作用があり、腸内の善玉菌を増やしてくれます。

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