くらし情報『腸活や生活習慣病対策に期待のレジスタントスターチとは?取り入れ方も紹介!』

腸活や生活習慣病対策に期待のレジスタントスターチとは?取り入れ方も紹介!

たとえば宮城教育大学が行った研究では、炊き立てご飯のレジスタントスターチは100gあたり0.37gだったのに比べ、24時間冷蔵庫に入れたご飯では100gあたり0.68gと、約1.8倍もの量に増加していました。(※1)

冷やしたものを再加熱するとレジスタントスターチの量はどうなる?
冷やすことで増えたレジスタントスターチは、再加熱しても大きく減らないと考えられています。

同じく宮城教育大学が行った研究では、さつまいも100gあたりのレジスタントスターチは茹でた直後6.17g、24時間冷蔵7.32g、電子レンジでの再加熱7.16gとなっており、再加熱しても2%程度の減少であった結果となっています。(※2)

レジスタントスターチを摂るために、冷めたままのご飯や芋を食べる必要性は低いといえそうです。

レジスタントスターチの取り入れ方

レジスタントスターチを含む、米などの穀類や芋類などのいわゆる「糖質が多い食べ物」をバランスよく食生活に取り入れれば、意識せずともレジスタントスターチを取り入れられます。よりレジスタントスターチを摂取したい場合は、一度冷やしてから食べてもよいでしょう。

米であれば、まとめて炊いておき、冷蔵したものを再加熱して食べるなどの工夫をすればレジスタントスターチの増加が期待できます。

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