植物油はどう使い分ける?期待される効果や特徴、使い分け方について
中華料理だけでなく、和食にも幅広く使え、ごまの香ばしい香りを活かし減塩にも役立ちます。
こめ油
【原料】米ぬか
【風味】さらっとした味わい
【主な脂肪酸】オレイン酸
【期待される効果】悪玉コレステロール値の低下
【特徴使い方の例】含まれる脂肪酸はオレイン酸が最も多くなっています。さらっとした軽さがあるので、揚げ物に向いています。ほかの植物油に比べるとオレイン酸が多いため酸化されにくく、加熱に強い油です。
なたね油(キャノーラ油)
【原料】菜種の種子
【風味】無臭であっさり
【主な脂肪酸】オレイン酸
【期待される効果】悪玉コレステロール値の低下
【特徴と使い方の例】オレイン酸の含有量は、この中ではオリーブ油に続いて2番目に多い量です。代表的な植物油でさまざまな料理に使え、安価なので日常使いの油として使いやすいでしょう。
大豆油
【原料】大豆
【風味】独特のうまみとコク
【主な脂肪酸】リノール酸
【期待される効果】悪玉コレステロールの吸収を抑える
【特徴と使い方の例】大豆油には植物ステロールが含まれます。大豆油はほかの油と調合してサラダ油として用いられることが多い油です。
単独の大豆油は家庭用には一般的ではありませんが、独特のうまみとコクを味わえます。