植物油はどう使い分ける?期待される効果や特徴、使い分け方について
です。α-リノレン酸は一部体内でDHAやEPA(青魚に主に含まれる脂肪酸)に変換される性質があります。
α-リノレン酸は善玉コレステロールを若干増やし、中性脂肪値を低下させる作用があるほか、心疾患のリスクを下げる作用があることもわかっています。
グラフからわかるように、α-リノレン酸は一般的に使われることの多い植物油にはさほど含まれず、アマニ油やえごま油といった一部の油にとくに多く含まれています。
将来、魚資源の不足などの恐れからα-リノレン酸の摂取が重要視されており、アマニ油やえごま油などの油に注目が集まっています。
油を取り入れる際の注意点
「カラダによい」からといって、油を必要以上にとってしまうと脂質の摂りすぎになってしまいます。油は種類によるカロリーの違いはほとんどなく、大さじ1杯(12g)あたり106~108kcalほどです。
たとえば「なんにでもかけて食べる」という取り入れ方をすると、脂質を摂りすぎてしまい、カロリーオーバーしてしまいます。
プラスしてとるのではなく、あくまで今使っている油を置き換える形で取り入れるとよいでしょう。
どれもスーパーで手軽に手に入るので、一度見比べてみるのもよいですね。