という指標があり、100に近いほど良質なタンパク質とされています。小麦粉はアミノ酸スコア56に対し、米粉は89と高い数字です。
アミノ酸スコアが優れていると、タンパク質がカラダの中で筋肉、髪、皮膚などの材料などとして効率的に使われます。
なお、アミノ酸スコアが低い場合でも、ほかの食べ物と組み合わせることでアミノ酸スコアを高められます。大豆製品や卵、肉や魚などと組み合わせると、米粉も小麦粉もアミノ酸スコアが高まるため、バランスよく食べるようにしましょう。
揚げ物のカロリーカットができる
揚げ物の衣を小麦粉から米粉に変えることで、吸油量を減らすことができるため、カロリーカットが可能です。
米粉の吸油量が少なくなるのは、グルテンを含まないことで衣が膨張しないため、油を吸いにくいことが考えられています。
たとえば、小麦粉と水を混ぜたバッターと、米粉で代替えしたバッターを素揚げにして比較した研究では、米粉の方が吸油量を50%以下に抑えられたという結果になっています。
(※1)
揚げ物を楽しみながらカロリーカットしたい場合に、米粉を取り入れるのもよいでしょう。
米粉の活用アイデア
米粉は小麦粉と同じように、さまざまなシーンで活用できます。