冬の定番といえば「鍋」。低カロリーなうえに旬の野菜や魚介類、豆腐、きのこ類などバランス良く食べることができるため、ダイエットに最適です。そんないいことだらけの鍋の具材の栄養を栄養士が解説します。
ダイエット中を後押し!鍋料理に入れるべき具材ベスト5
ベスト1きのこ
食物繊維・ビタミンB群・ビタミンD・ミネラルなどを豊富に含み、しかも低カロリー。ダイエットにはぴったりの食材です。しめじ・えのき・しいたけ・まいたけ・ブナピーなど種類よって味わいも変わるので、色々と試してみては。
ベスト2豆腐・鶏肉(皮なし)
たんぱく源でおすすめなのが、豆腐や皮なしの鶏肉。脂質が少なく良質なたんぱく質が豊富に含まれます。
タンパク質は、筋肉を作る材料となるほか、食事による代謝(食事誘発性熱代謝)を高める働きがあります。この「食事誘発性熱代謝」は1日のエネルギー消費量の10%を占めるため、タンパク質をしっかり摂ることで、基礎代謝のアップが期待できます。
ベスト3長ネギ
葉の部分にビタミンA(βカロテン)、茎の部分にビタミンCを多く含みます。 独特の香りは「硫化アリル」という栄養成分で、糖質代謝に関わるビタミンB1の吸収や働きを高めたり、疲労回復効果を高めたりしてくれます。