二日酔いのつらい症状は、肝臓でお酒を処理しきれない・胃腸の疲れ・脱水などのいくつかの要因で起こります。二日酔いの症状を和らげるには、肝臓や胃腸をいたわり、水分や必要な栄養素を補うことが大切です。
二日酔いを緩和する方法3つ
1.水分を補給する
飲んだ翌朝は、のどの渇きを感じることが多いはず。通常でも睡眠中には水分を失いますが、お酒を飲んだ日はアルコールの分解に大量の水分が使われるため、カラダが脱水状態になっています。
目が覚めたら、まずは水分を補給しましょう。常温からぬるま湯程度の温度の水を飲むようにすると吸収が良くなります。
このとき、スポーツドリンクを飲むと、アルコールの分解に必要な糖分も補えます。
2.消化の良いものを食べる
お酒をたくさん飲むと、吐き気や腹痛などの症状が起こることがあります。
これは、胃酸から胃の粘膜を守るバリア機能が壊れて胃がただれたり、腸の働きが低下したりして、消化吸収がうまく行われなくなることが原因です。
そんなときは、繊維質が少なく、刺激の少ないものを食べて、胃腸の負担を軽くしてあげましょう。
〈おすすめメニュー〉おかゆ・うどん・にゅうめんなど
3.胃の働きを助ける栄養素や酵素をとる
■タンパク質
タンパク質は、胃の粘膜の修復や、消化酵素をつくりだすのに不可欠な栄養素です。