3.ひえ
あわと並んで日本最古の穀物と言われています。「冷え」に耐えることから名づけられたほど寒さに強く、寒冷地でも作られる救荒作物です。
食物繊維・鉄分・亜鉛・カリウムなどが多く、くせのない味わいですが、冷めるとパサパサに。ひえ単独ではアクが強いため、白米と混ぜて食べることをおすすめします。
4.きび
「ももたろう」の中に出てくるきびだんごの原料として良く知られています。表面の黄色い色素は、抗酸化力を持つポリフェノール。甘みがあり冷めてももちもちとした食感があるので、お弁当に向いています。脂質の代謝を促すビタミンB2が多く含まれているので、ダイエット中やオイリー肌で悩む人におすすめです。
5.黒米
黒い色は抗酸化力をもつ「アントシアニン」によるもの。体内で活性酸素が過剰に増えると、細胞や血管を傷つけ、動脈硬化の原因や老化の進行に関係があるといわれていますが、アントシアニンはこの活性酸素の働きを抑える働きがあります。
白米と一緒に炊くとアントシアニンの色素により赤飯のような色合いになります。6.赤米
日本に稲作が伝わってきた時の米が赤米だといわれています。
食物繊維・マグネシウム・ビタミンB1が豊富。