なかなか難しいことですが、1日に1万歩歩くようにすると健康づくりやダイエットによいといわれています。 でも、なぜ5000歩でも2万歩でもなく1万歩なのでしょう?
そこで、1日1万歩の歩行がおすすめされる理由と、気負わず歩数を増やすコツをお伝えします。
「1日1万歩」がすすめられる理由
アメリカの疫学研究によると、1日あたり300kcal以上のエネルギー消費に相当する身体活動が健康づくりに必要とされています。
この300kcalをウォーキングで消費するには9000歩以上が必要。
「1日1万歩」とされる背景にはこういったわけがあるのです。
わたしたち日本人は毎日どのくらい歩いているの?
平成29度の国民健康栄養調査によると、男性の歩数の平均は6846歩、女性の歩数の平均は5867歩。厚生労働省は、この平均歩数を踏まえ、男性(20~64歳)9000歩、女性(20~64歳)8500歩を目指すようすすめています。(※1)
目標と実態の差を計算すると、今よりも2000~2500歩増やすことが必要。
10分の歩行でおよそ1000歩。25分歩く時間を増やせば、2500歩の歩数をプラスできます。