女性必見!不調の原因である「冷え性」改善ガイド★まとめ
だんだん寒くなると、つらくなるのが「冷え」。「冷え性」自体は病気ではありませんが、血流が悪くなりカラダが冷えることで、胃腸の不調・不眠・肩こり・頭痛などの不快症状が現れるほか、免疫力の低下により病気にかかりやすくなります。
また、冷え性により血流が悪くなると、生理痛が悪化してしまいます。たかが冷え性と思わずに原因と対策を知って改善しましょう。
冷え性の原因
食事量の減らし過ぎダイエットのため、食べる量を極端に減らすと、体温を維持するためのエネルギーが十分に補給されません。
運動不足
運動不足によって筋肉量が少ないと、カラダに必要な「熱」を十分に作り出せなくなります。さらに、血流が悪くなるため、作り出した熱をカラダの隅々までうまく運べなくなってしまいます。 座りっぱなしの時間が長かったり、運動する時間が少なかったりする人は生活習慣の見直しが必要です。
鉄分不足
カラダは生命維持に欠かせない内臓へ優先的に血液を送ります。そのため、鉄分をしっかりとっていないと、カラダの隅々まで血液を十分運ぶことができなくなり、手足の冷えにつながってしまいます。
冷え性対策に効果的な食事法3つ
1.1日3食バランスよく食べるカラダを温める熱エネルギーは、食事のエネルギーから作られます。
主食(ご飯・パン・麺類)・主菜(肉・魚・卵・大豆製品)・副菜(野菜・海藻類)の揃った食事を心がけ、食事量を減らし過ぎないようにしましょう。
2.カラダを温める食材を食べる
カラダを温める効果があるの食材を積極的にとりましょう。

- 生姜・にんにく・長ネギ・玉ねぎ・ニラなど臭いの強い野菜
- ごぼう・カブ・大根などの根菜類、胡椒・唐辛子などの香辛料など
- 米・もち米・いわし・エビ・牛肉・鶏肉・羊肉・さつまいも・山芋など
■ビタミンC
ビタミンCは血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進し、毛細血管の機能を保持するはたらきがあります。カラダも温まるローズヒップティーなどがおすすめです。■ビタミンE
ビタミンEは血行を良くするはたらきと、体内のホルモン分泌を調節するはたらきがあります。
ブロッコリー・かぼちゃ・アボカド・ナッツ類に多く含まれています。
冷え性対策に効果的な行動3つ
1.適度な運動を意識して行なう運動は血流を良くするため末端まで血液が運ばれやすくなります。代謝も上がり、燃えやすいカラダに繋がります。また、ウォーキングのような運動を続けるのも効果的。下半身の筋肉が鍛えられて代謝がよくなり、カラダが冷えにくくなります。
2.冷えを防ぐ服装を心がける
血流を妨げるきゅうくつな服装はNGです。
また、東洋医学では、冷やしてはいけないツボが首・お腹・足首にあります。腹巻や足首まで隠れる靴下を利用して、これらのツボを冷やさないようにしてみてください。
冷房の効いた電車内やオフィス内でも調整ができるよう、カーディガン・スカーフ・ひざ掛けなどを用意するのもよい方法です。
3.湯船につかる
湯船につかるようにして、カラダを芯から温める時間を作りましょう。40℃前後のぬるま湯に浸る半身浴は、カラダの内側から温めてくれます。お風呂上がりには冷え防止で靴下を履くようにしましょう。
“冷えは万病の元”とも言われるように、カラダに大きく影響します。不調があらわれる前に生活習慣や食生活を見直し、冷え性を改善しましょう。