医療保険は入らなくてもいいの?入ったほうがいい人・入らなくてもいい人
保険会社の医療保険の加入は任意で、主に入院した場合や手術を受けた場合に支払われる保険です。保険会社によって保険料や保障内容は異なり、特約(オプション)として、先進医療を受けた場合に治療費実費が支払われるものや女性特有の病気で入院・手術した場合に通常の入院・手術にプラスして支給されるもの、ガンや脳卒中、心筋梗塞等の重い病気の場合に一時金が支給されるものなどを追加することができる場合もあります。
医療保険の目的は、入院や手術をした場合に健康保険でカバーしきれない自己負担額の軽減や生活費の補填をすることです。そのため、加入については、入院・手術等で多額に医療費がかかった場合に、貯金から治療費や生活費を補えるか、あるいは保険金を受け取ったほうがいいかで検討しましょう。
医療保険に入ったほうがいい人は?
最終的にはご自身やご家族のご判断になりますが、医療保険に入ったほうがいいと思われる人は、主に以下の3点に当てはまる方です。
【1】貯金の少ない方
健康保険に加入している場合でも、入院・手術の費用は高額療養費の対象でない場合は3割負担となります。健康保険制度の手薄なアメリカとは異なり、盲腸や風邪などの入院で百万円を超える自己負担があるわけではありませんが、数万円から十数万円の自己負担になることがあります。