逆効果だったの? 毎日同じことで怒っているママがやってはいけないこと
自分の身に染みないと直らない
基本的に人というのは、自分で実感しないとなかなか身につきません。外で恥ずかしい思いをして、初めて「言われていたのはこういうことだったのか!」と感じた経験がご自身にもあると思います。それでも言わないとわかってもらえないのも事実。
では、どういった伝え方が効果的なのでしょうか。
子どもにはやさしく、たとえば、「こぼしてしまうからよそ見をしながら食べるのをやめようね」というように、どうしてだめなのかという理由とともに1回のみ。それ以上長い時間言い続けると、子どもはママが怒っていることに気がいってしまい、なぜ注意されているのかについては忘れ去られることになります。ただただ、ママが怒っている……という印象を残すのみになりがちです。
夫にも、どうしてそれが必要なのかの説明とともにその日は1回のみ。
「この前も言ったよね!」は言いたくても我慢しましょう。妻の怒りを感じると「また始まった」と思い、どうやってその場を凌ぐかに頭がいってしまうでしょう。
いずれにしてもイライラしながら言うのは、厳禁です。
直そうと思っていてもまた忘れてしまった、ということもよくあることです。