弱視かもしれない… 1年半にわたり通院を続けた結果!?【体験談】
そこで、目薬をさして一時的にピント調整機能を和らげ、再び視力を検査することに。
その結果、娘の場合は視力に大きな変化がなかったため、ようやく弱視ではないとの診断が下されました。その後も3カ月おき、半年おきと間隔を少しずつ延ばしながらも経過を見てもらい、右目0.9・左目1.0の視力が出た4歳半で、晴れて眼科卒業のお墨付きをいただけたのです。
幸い娘は弱視ではありませんでしたが、弱視は成長してからでは、眼鏡をかけても視力が出ないということをそれまで私はまったく理解できていませんでした。早期発見に努めてくれている自治体の健診業務にも、子ども相手の根気がいる検査にやさしく向き合ってくださる眼科の先生や視能訓練士さんにも、感謝の思いでいっぱいです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
イラスト/sawawa
監修/助産師REIKO
著者:近藤あいこ
5歳女児と0歳男児の2児の母。
自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。