「自分の体が気持ち悪い」子どもながらにそう感じた理由は… #初潮がきた日 2
【初潮がきた日 第2話】全2話完結。あれは、忘れもしない小5の夏休み。幼馴染の友人と花火をして遊んだ日、家に帰ってから私の体に不思議なことが起こった。それは、初潮。知識としては知っていたものの、実際にそれを体験すると、なぜか自分の体が今までとは変わってしまった気がしてーー。
あの日のことは今でも鮮明に覚えている。クーラーをつけているにも関わらず、蒸し暑い真夏日で麦茶に入れた氷はすぐに溶け、外ではセミがけたたましく鳴いている。私の体は昨日までとどこか変わってしまった。
私は変わっていく自分を受け入れたのではなく、あきらめた。大人になる過程で、きっと誰もが通る道だから。うちの母のように、世の中の大人は初潮をよろこばしいことだというけれど、私にとっては望んでもいないことで、なにもうれしくなかった。
ちなみにそのあと母が赤飯を炊いたことで、家族みんなに初潮が知れ渡り、恥ずかしくて母にブチギレた。小5の夏休み、初潮がきた日の話。
監修/助産師REIKO
ざく ざくろさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者:マンガ家・イラストレーター ざく ざくろ
滋賀在住、37歳の主婦兼マンガ家。
子供はいません。
発達障害(ADHDとアスペルガー)があります。
エッセイや創作マンガを描いています。
2022年4月13日に、知的障害の女の子の恋の話「初恋、ざらり」がカドカワから発売されます。
初潮がきた日 第2話
あの日のことは今でも鮮明に覚えている。クーラーをつけているにも関わらず、蒸し暑い真夏日で麦茶に入れた氷はすぐに溶け、外ではセミがけたたましく鳴いている。私の体は昨日までとどこか変わってしまった。
私は変わっていく自分を受け入れたのではなく、あきらめた。大人になる過程で、きっと誰もが通る道だから。うちの母のように、世の中の大人は初潮をよろこばしいことだというけれど、私にとっては望んでもいないことで、なにもうれしくなかった。
ちなみにそのあと母が赤飯を炊いたことで、家族みんなに初潮が知れ渡り、恥ずかしくて母にブチギレた。小5の夏休み、初潮がきた日の話。
監修/助産師REIKO
ざく ざくろさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!
著者:マンガ家・イラストレーター ざく ざくろ
滋賀在住、37歳の主婦兼マンガ家。
子供はいません。
発達障害(ADHDとアスペルガー)があります。
エッセイや創作マンガを描いています。
2022年4月13日に、知的障害の女の子の恋の話「初恋、ざらり」がカドカワから発売されます。