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「このママ、苦手かも…」リーダー的存在のママ友が億劫で距離を置いていたけれど【体験談】

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「このママ、苦手かも…」リーダー的存在のママ友が億劫で距離を置いていたけれど【体験談】


子育てサークルに通い始めて約半年。顔見知りのママ友もでき始めて、私自身もやっと緊張せず、2歳の長男と生後9カ月の次男と一緒に楽しめるようになりました。そんな中、ある男の子ママが、わが子たちをかわいがってくれるようになりました。しかし、そのママはサークルの中でもリーダーのような存在で、私は正直苦手なタイプ。私はだんだんとサークルが憂うつになっていきました……。

「このママ、苦手かも…」リーダー的存在のママ友が億劫で距離を置いていたけれど【体験談】


「このママ、苦手かも…」リーダー的存在のママ友が億劫で距離を置いていたけれど【体験談】


 

苦手なママ友


私は子どもたちと火曜日と木曜日に子育てサークルに参加しています。そんな中、1歳半の息子さんを連れて時々参加されているママが、とにかくよく喋り、息子さんのことを褒めちぎるのです。

 

声も大きいので目立ち、なんとなく毎回その日のサークルのリーダーのような存在に。
私は「会話に気をつかいそうで苦手だな……」と最初は少し距離をとっていました。

 

気に入られた子どもたち


しかしある日、彼女はいきなり私に「うちの子どもたちが、あなたのお子さんたちを気に入ってるの!」と褒めてくれたのです。どうやらおとなしく人懐こい長男を気に入ってくれたようで、サークルに行けば彼女はよく遊んでくれるようになりました。

 

私は、彼女が子どもたちをかわいがってくれることはとてもうれしかったのですが、彼女のキャラクターが濃いと感じて苦手意識をもっていたので何を話していいか毎回悩み、サークルへ行くと気疲れをするようになりました。

 

 

子どもたちの様子で吹っ切れた私


次第に私は「あの人が来ていたらちょっと憂うつだな……」と思うようになっていました。しかし、彼女が一緒に遊んでくれることを喜び、彼女の息子さんと遊ぶことを楽しんでいる子どもたち。私のモヤモヤした気持ちなんてまったく知りません。

 

モヤモヤしつつも、そんな楽しそうな子どもたちの姿を見ていたらだんだんと考えが変わっていきました。
「私は小さいことを気にしているんだな。別に気をつかう必要もないし、子どもたちが喜んでいるのだからそれでいい」と思えるようになっていったのです。 

 

今回、自分の子どもたちが、「人はそれぞれ個性があってさまざまだ」ということを教えてくれた気がしています。私の苦手意識ばかりが先立って「偏見をもって人と接するべきではない」と、大事なことを忘れていたことを反省しています。子育てサークルは私自身や子どもたちのために通っているので、気をつかわず楽しんでいこうと思っています。

 

監修/助産師 松田玲子

イラスト/さくら

著者:岩見 エリ



2人の男児の母。看護師歴12年、フランスで出産し子育て中。

 

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